THEROS draft archetype:G&W 知識が基本でもその先は柔軟な対応力
俺は緑白が好き!

しかも天馬取らないタイプ!

何故なら安いから!

緑白は複数パターンあるからピックがぶれ易いという欠点があるけど、逆言えば多少ふらついてもデッキになるし、切り口が多い分多様なアプローチがしやすい。

大きく分けると
・天馬型

・パワー3型

・ランプ型

・上記3種のハイブリッド型
の4つにカテゴライズできる。ちなみに上から順に完成度の高いデッキになりやすいが下にいけば行くほど点数の低いカードでの構成になるので組みやすさが違う。

白は兎に角《天馬》が高い。

・天馬型の特徴
やってる事は劣化青白、ただマナレシオ的に質の良い地上クリーチャーと《残忍な発動》+《蛮族の血気》というジャイグロが安く回収しやすいという利点がある。基本は《天馬の乗り手》でパンパンするデッキ。

序盤から殴りに行きフィニッシュは天馬。早いテンポビート。面と点で押す形。白寄りで緑の強くてシンボルの薄いカードを摘む事になる。

・パワー3型の特徴
上の天馬型から天馬を抜いた形、どちらかというと緑寄りの構成になる。天馬不在だけど白緑のカードを取れてる時に行く。3マナ~4マナのパワー3クリーチャーでラッシュをかける形になる。対空がお留守になりがちなのでダメージの損失はライフゲインで補填する事になる。《食餌の時間》、《ラゴンナ団の長老》、《ナイレアの信奉者》で攻め手を途切れさせることなくダメージレースを制する分のライフを確保する。《葉冠のドライアド》と《旅する哲人》の点数が高くなる。地上でゴリ押す形なので最後の一押しに工夫が必要。《乗騎ペガサス》+《人間》でも良し《速羽根のサンダル》や《こそ泥の兜》でもok。万能なのが《神々の思し召し》。《セテッサのグリフィン》が頑張れる子になったりする。

パワー3が回避能力になる、基本面で押す形。

・ランプ型の特徴
重いけど強いカード取れた時にパワー3型を更に低速にした形。結局早い段階からビートするパーツをあまり取れていない時になりやすい、2マナ圏は《旅する哲人》でも《葉冠のドライアド》でもなく《旅するサテュロス》の点数が一番高くなる。パワー3型のライフゲインを重いフィニッシャーに繋げるまでのターンに変換してくれる。仮に《旅するサテュロス》出せなくても《ナイレアの存在》→《ラゴンナ団の長老》→《ナイレアの信奉者》でサイクリングしながら相討ち用の壁を並べライフを回復できる。

序盤は面を並べるがこれはブロッカー、フィニッシュはやはり点で勝つ形。緑寄りだが白の優秀な授与とスペルを取る形になる。

フィニッシャーは《巨体の狐》や《ネシアンのアスプ》。マナサポを大目に取る構成なので授与コストを唱えやすいメリットがある。《ケイラメトラの侍祭》はあまり入れたくないが場合によっては出番もある。フィニッシャーが殴れる盤面まではひたすら耐える構成になる。《鋤引きの雄牛》も絶対回収できるのでデッキとしての安定感はある。《神聖なる評決》も白の中では強いけど安く流れてきやすい方なので受けのデッキとしてはありがたい。

面ではなく点での突破という観点から授与オーラ戦略と同じ弱点を持ちながらキルターンが遅いというデメリットを持ってるのでその点を潰されないようスペルでは《神々の思し召し》が最重要カードになる。《拠点防衛》は最終兵器。

天馬型、パワー3型と違いランプ型はフィニッシャーがデカいというメリットを持っているので噛み合い方で強さが大きく変動する巨大化系スペルを取らなくても良いメリットもある。

総括
結局緑白って隙間産業なんだけど強力なアーキタイプより空いている色をドラフトするスタイルが好きな自分としては、その空いた色の中で最大限勝てるデッキを模索するのが肌に合います。《羊毛鬣のライオン》、《英雄の記録者》がカードパワーの割にマルチカードという事で安いのが一番緑白やってる旨み。特に後者は下手すりゃ1周する。

《アクロスの巨像》を活かせるアーキタイプの一つでもある。

《天馬》取れてなくても自分が白をやる事で卓の白を絞る事ができる。仮に対戦相手が白であっても相手の完成度を下げることができるし流したカードからコンバットトリックが予想しやすいという利点は大きい。どうしようもない場合も多々あるけどコントロールする側の視点ではこういった情報はかなりのアドバンテージとなる。

コメント

D

最新の日記 一覧

<<  2025年4月  >>
303112345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930123

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索